2007/06/21

「右脳的なもの」と「左脳的なもの」

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Webシステム開発におけるインタフェース制作は、Web上でのユーザの利便性を如何に高めるかという技術的作業であるが、別の見方をすると、如何にユーザの右脳に働きかけるかを、左脳をフル回転させて実現する作業とも言える…。
そんな想いを抱かせるコラムを読んだ。

メタデータによる“右脳の補完”で進む「ネットとリアルの融合」 - CNET Japan

Webの進化の過程を「右脳的なもの」と「左脳的なもの」で説明されている点が興味深い。
すなわち、人の左脳(記憶や計算など)を補完するために登場したコンピュータ上で進化した現在のWebは大いに「左脳的なもの」であるが、Webがコミュニケーションの手段になったことで、Webに「右脳的なもの」が必要とされるようになってきた、というわけ。

仕事でWebを使わされる方は世の中に数多とおられるはずだが、現在のWebインタフェースの表現能力を考えると、
実際のところ、
「使いにくい」「疲れる」「見るだけでもイヤ」
という人が相当数おられるのではないだろうか。
開発の当事者でさえそう思うくらいなのだから。(苦笑)

「右脳を刺激するシステム開発」を、目指していきたい。