[自転車] 八幡・背割堤までロングラン花見サイクリング
夙川公園へのサイクリングに味を占めた後、この桜の時期にどうしても行きたくなった場所があったので、平日にもかかわらず休暇を取ってサイクリングしてきました。
結果的に、とてもチャレンジングなサイクリングとなりました。
4月4日(金)
突然、平日にサイクリングに行くということを、社外にはなかなか口外しにくいので、とりあえずいつでも仕事モードに入れる準備をして出かけることにしました。それも、ノートPCと通信カードがあればどこでも仕事ができてしまう強みがあるからこそ。それらをメッセンジャーバッグに放り込んで、いざ出発です。
10:00、新町を出発。
今回のサイクリングプランは、東天満の銀橋から大川沿いを北上して淀川まで出て、そこからは淀川の左岸の自転車道ひたすら上流へ向かうという行程です。川沿いの平坦な道でスピードは稼げるだろうと判断し、片道約40kmを早くて2時間、余裕を見て約2時間30分で走破できるという計算です。
15分ほどで東天満の銀橋(桜宮橋)に着き、そこから大川沿いへ。
ここも有名な花見処で、来る宴会に向けて午前中から場所取りをしている人多数。
10:25、毛馬閘門を通過。
ここから淀川自転車道、いよいよ本格サイクリングに突入です。
ついては、現地に到着するまで、写真を撮っていません。あしからず。
休日はサイクリングする人で賑わう自転車道も、平日とあってか、他のサイクリストはほぼ皆無です。
予想通り、というかむしろ予想以上に、スピードに乗ります。これは非常に気持ち良かったです。体感速度で最高時速約50kmは出ていたと思います。こんなにスピードが出るのかと、少し不思議なくらいでした。
実は、その不思議の理由が、復路で明らかになるのですが…。
途中、仕事絡みの電話に何件か対応しつつ、とにかく、どんどん進みます。
10:55、鳥飼大橋通過。
11:15、枚方大橋通過。
予想以上の快ペースです。スタミナ補給の昼食を取るために、くずはモールに立ち寄ることにします。
11:50、くずはモール着。昼食を食べて、12:30、くずはモール発。
淀川自転車道はここまで、ここからは旧京阪国道です。目的地はすぐそこです。
12:40、淀川河川公園背割堤地区に到着。
休憩時間を除くとちょうど2時間で着いたことになります。計算通りです。
既に観桜客でいっぱいです。
宇治川と木津川に挟まれた堤の上に、1km以上にわたって桜並木が続きます。
桜並木を絵に描いている方もたくさんいらっしゃいました。確かに、文字通り「絵になる風景」です。
堤の上に上がってみました。
他に邪魔されるものがないからか、一本一本の桜の樹が存分に枝を延ばしていて、見応えのあるボリュームです。
ここで時計を見ると13:00を過ぎたところです。実はこの日は、16:00から大阪市内で打合せがあったのです。それまでには大阪市内に戻らなければなりません。そろそろ帰路に着くことにします。往路が2時間でしたから、余裕を持って打合せに間に合う…はずでした。
13:15、背割堤を出発。
来た道をそのまま逆方向にトレースして大阪市内に向かいます。復路はどこにも立ち寄らない予定なので、ゆっくり漕げばいいでしょう。…ところが。
ゆっくり「しか」漕げないのです。
樟葉で再び淀川自転車道に戻った辺りから、急にスピードが出なくなりました。何かがおかしい。しばらく考えながら走っていて、ふと、他の自転車経験者の声を思い出しました。
淀川自転車道では、常に下流から上流へと風が吹いているということを。これだ。
だから、今は向かい風になっていてなかなか進まないのです。なるほど、往路が予想以上にスピードに乗ったことも説明がつきます。
往路と復路とでは体感速度に2倍以上の差があります。
やがて、3時間以上乗り続けている疲労と、膝や尻の痛みが加わってきました。
これはマズい。打合せに間に合わないのではないか。
ここからはもう、何かの精神鍛錬でもしているような気持ちで、ひたすらペダルを漕ぎ続けます。時間に追われて、肉体的に辛い状態で、向かい風に挑みますが、自転車がぜんぜん進んでいないように思えて、精神的にもきつかったです。
14:05、枚方大橋通過。
14:45、鳥飼大橋通過。
この辺りが一番きつかった区間。鳥飼大橋~枚方大橋間だけ見ると、往路20分に対して復路40分。絶望的です。(苦笑)
それでも、体の痛みを騙しながら必死に漕いだ結果、何とか打合せに間に合う目処がついてきました。
15:20、毛馬閘門通過。
打合せは梅田。これなら何とか間に合いそうです。最後の力を振り絞ります。
15:50、梅田に到着。
走行距離: 72.1km
実走行時間: 4時間35分
1日でこれだけ走ったのは初めてだったので、大変でしたが楽しかったです。
そろそろ、定期的に自転車のトレーニングを始めてもいいかもしれないなぁ、と思った1日でした。